【はじめてのUiPathアクティビティ①】新規プロジェクト立ち上げ+入力ダイアログ編

はじめてUiPathで新規プロジェクトを立ち上げる(新規ファイル作成)場合に画面がごちゃごちゃしていてどれを選択すればいいか迷ってしまいますよね?そこでどんなフローを作ればいいかわからないときもありますよね?

UiPathではじめてのフローを作成するなら、「入力ダイアログ」というアクションを使ったフローから作るのがおすすめです!

私はさまざまな自動化ソフトを利用してきましたが、「入力ダイアログ」が一番理解がしやすく、応用したフローを作っていけるので必ず最初にチャレンジしています。

著者も「入力ダイアログ」から始めて複雑なフロー作成をしていき、会社内で評価されました!

そこで今回はUiPathの第一歩「新規プロジェクトの立ち上げ」と「入力ダイアログ」の使い方について解説します。

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1. 新規プロジェクトを立ち上げる

まずは新しくプロジェクトを作成していきます。

実際にファイル作成画面に移るといろいろな選択肢があって迷うこともあるかもしれませんが、シンプルに説明をしていきます。

1-1. プロジェクトファイル作成

UiPathのアプリを立ち上げると以下のような画面が開きます。

画面左側のスタートをクリックすると、画面右側に新規プロジェクトという項目が出てきます。

「プロセス」を選択してください。これで空のプロジェクトファイルが作成されます。

次に新しい空のプロセスが開きます。

ここで必須なのは「名前」です。今回は「名前オウム返しロボット」と名付けています。

場所で好きな保存先を選べます。デフォルトだとユーザーのドキュメントフォルダのUiPathフォルダ内に作られます。

説明では今回作成するロボットの主な処理内容を入力します。なくても問題ないですが、どんな動きをするのか他の人がいつ見てもわかるように書いておきましょう。

1-2. ワークフローを開く

名前をつけたらワークフローを作成する画面に移ります。

新規フローを作成するにはMain ワークフローを開くをクリックしてください。

すると空のメイン画面が立ち上がります。

次にフローのアクションを入れていくのでアクティビティパネル内のアクティビティをクリックしておきましょう。

2. 入力ダイアログアクションを追加

それでは先ほど作成した空のワークフローにアクションを追加して自動化処理を作っていきましょう。直感的に作れるところが多いので一緒に取り組んでいきましょう!

2-1. シーケンス アクションを追加

ワークフローを作るためにシーケンスと呼ばれるアクションを入れます。

赤枠で囲ったアクティビティを検索の中でシーケンスと入れてみましょう。そうするとシーケンスアクションが出てきます。シーケンスをワークフロー画面にドラッグ&ドロップしてください。

ドラッグ&ドロップするとワークフロー画面にシーケンスが入りました。

ダブルクリックでもOKですが、ワークフローが複雑になったときにアクションがどこに配置されるかわからなくなるのでドラッグ&ドロップがおすすめです

シーケンスは自動化フローのための箱のようなイメージだと思ってください。

自動化処理のアクションをシーケンスの中にどんどん入れていきます!

2-2. 入力ダイアログ アクションを追加

先程追加したシーケンスアクションの箱の中に自動化アクションを追加していきます。

今回は名前を入力する画面を作りたいと思います。

アクティビティを検索の中に「入力ダイアログ」と検索しましょう。そうすると入力ダイアログというアクションが出てきました。

ワークフロー画面に入力ダイアログアクションをドラッグ&ドロップして入れていきます。

シーケンスの中に入力ダイアログアクションが入りました。

今回はシーケンスとは異なり入力しなければいけない項目がありそうです。

今回は2箇所修正するだけでOKです。

ダイアログのタイトル入力ラベルを修正しましょう。

文字列を入力するときはダブルクォーテーションで囲ってください。ダブルクォーテーションを忘れてしまうとエラーになってしまうので気をつけてください。

入力が完了したら今回作成するフローは完成です。結構簡単でしたね!実行してどんな結果になるかを見てみましょう!

2-3. 実行してみよう

自動化を実行するにはデザインパネルの中にある「ファイルをデバッグ」をクリックします。

実行はこれだけです。簡単ですね!

実行ボタンには他にも

  • ファイルを実行
  • デバッグ
  • 実行

の3種類がありますが、今回に関してはどれを選んでも問題ありません。

これらはワークフローを複数組み合わせるときや、バグがあるか確認するときに使いますが、今回は気にしなくて問題ないです。後日詳細の解説をしたいと思います。

実行結果

それでは実行してみましょう。すると名前を入力するダイアログが立ち上がります。

先ほど作成したワークフローの対応を確認しましょう。

ファイルを実行して入力ダイアログを立ち上げます。

ダイアログ画面の上部にタイトルが入っています。また、ダイアログの中身に入力ラベルの内容が入っていることが分かります。

このようにして名前を入力するダイアログボックスが作成できました。たった一つのアクションを入れるだけでアプリケーションのようなものが作れてしまうんです。

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3. まとめ

今回は、新規プロジェクトの立ち上げ名前を入力する自動化フローの作成法について解説しました。

  • 新規プロジェクト作成の際にわかりやすい情報入力をする
  • アクションはドラッグ&ドロップで追加
  • 文字列入力の際はダブルクォーテーションで囲う

プロジェクトの名前、説明をわかりやすくすることで第三者がファイルを受け取ったときに内容を理解してもらいやすいです。そうすると業務間の連携がうまくいき、効率化に繋がります。

アクションは慣れることが第一です。ドラッグ&ドロップでワークフローに追加していくだけでよいので、直感的に操作をして動きに慣れていきましょう!

文字列を入力する際は必ずダブルクォーテーションで囲ってください。忘れてしまうとエラーが発生してしまいます。

 

次回は【UiPathアクティビティ】メッセージボックス編で今回の続きを行います。

以上

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