今回は「【課金プラン】Autodesk Flexはどんな人に向いているの?注意点は?」を説明します!
そろそろAutodesk製品の更新をしなきゃいけない。。。
ボクはこの間AutoCADの1年プランを更新したよ!
71,500円の大出費(笑)
高いよねぇw
そういえばAutodesk Flexっていうプランをたまたま見つけたんだけど
あれはどうなんだろ?
課金制のプランだね。
調査してどんな人に向いてるか調べたよ!
それから使う上での注意点も教えるね!
この記事を読めば、Autodesk Flexの仕組みやサブスク契約との違いがわかります。課金制の注意点をまとめたのでAutodesk Flexを使うべきか判断できるようになります!
- Autodesk Flex:トークンとは?サブスク契約との違いは?
- Autodesk Flexがおすすめな人、おすすめじゃない人
Autodesk Flexについて
ここではAutodesk Flexの仕組みについて説明します。
まずは、これまでのサブスクリプション契約についておさらいします。
サブスクリプション契約は決まった期間ごとに支払いをします。
AutoCADを例にすると1年契約をする場合は年間71,500円がかかります
更新タイミングは1ヶ月、1年、3年から選べます。
長くなればなるほど1ヶ月あたりの料金が安くなりますよ。
2022年からAutodesk Flexが始まりました。
Autodesk Flexとは簡単に言うと「ソフトを使った分だけ料金払ってね」という仕組みです。
もう少し具体的に説明します。
Autodesk Flexを使うためにはトークンというソフトを使うためのライセンスを買います(コインのようなものをイメージしてください)
Autodeskの製品を使ったら使った日数分のトークンが差し引かれます。
トークンが足りなくなったら随時追加というイメージですね。
またAutodesk Flexを契約するとAutodeskの製品がすべて使えるようになりますよ。
(AutoCAD、Revit、Navisworks・・・etc)
トークンとはライセンスのことだね。ふむふむ。
トークンについて
トークンについて先ほど簡単に触れましましたが、ここでもう少し具体的に説明します。
トークンとは使い切りのライセンスのことです。
例えば100トークンを購入します。
AutoCADの場合、1日使用すると7トークンが消費されます。残りは93トークンになって、足りなくなったらまたトークンを購入します。
※トークンの使用期限は1年間です。余らないように気をつけましょう!
Autodesk Flexを契約すると全てのAutodesk製品が使えるようになります。
ですが、製品によって1日あたりに必要なトークン数が決まっています↓
例えば、AutoCADなら7トークン、Navisworksなら9トークン、MAYAなら6トークンなどです。
詳しいトークン数はこちらをご確認ください。
Autodesk Flexのトークン価格はこんな感じです↓
100トークンで39,600円だから、AutoCADのサブスクより安いんじゃない?
こっちのほうがお得ってこと??
実はそうでもないんだ(人による)
注意点を次に説明するね!
Autodesk Flexの注意点
Autodesk Flexの注意点を大塚商会さんからヒアリングしてきました!
Autodesk FlexでAutoCADを使ったときに1日7トークンを消費します。
24時間で7トークン使うから1トークンあたり3.42時間使えるのでは?
ということは100トークンで342時間使えるんじゃない?
AutoCADのサブスクは1年間で71,500円、Autodesk Flexの100トークンは39,600円でしたね。
だから342時間以内の利用ならAutodesk Flexの方がお得なんじゃない?思った人がいるかも知れません。
私もそう思いましたが違うみたいです。
例えばAさんがある日8時間AutoCADを使ったとします(下画像)
この場合は1日使ったと判定されて7トークン消費することになります。
もっと極端に言うと 10分使っただけでも7トークン消費します(下画像)
なので頻繁にソフトを使う人はトークンを大量消費するので損することになります・・・
頻繁に使う人には向いてないってことなんだね!
そういうこと!
思ってたのと違ったんだw
どんな人に向いている?
最後にAutodesk Flexはどんな人に向いているかを紹介します。
Autodesk Flexが向いているのはたまーにAutodesk製品を使いたいと考えている企業です。
例えばAutoCADやMAYA、Navisworksなどを全てサブスク契約するとかなりの額になってしまいます↓
AutoCADはよく使うけどRevitでちょっとだけ確認したい!とか
ソフトをお試しで使ってみたい!とか
いきなりサブスク契約するのは怖いから様子を見たい!
みたいな方々に向いています。
Autodesk Flexなら数万円から始められるのでお得ですよね!
一方で以下の方はサブスク契約したほうがいいです。
- ソフトを頻繁に利用する人
- 個人で契約している人
企業向けのサービスなんだね!
個人でももっと安く使いたいなぁ。。。
改良してくれるのを待つしかないね・・・
個人事業主なら経費計上するのもアリだね!
まとめ
今回は「Autodesk Flexはどんな人に向いているの?注意点は?」を説明しました。
- Autodesk Flexは使った分だけ課金するプラン(Autodeskの全製品使用できる)
- トークンは時間じゃなくて日ごとに消費するので注意!
- た~まにAutodesk製品を使いたい人におすすめ
以上、こたろーでした。