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30代のおっさんが労災になりました。 ~仕事、お金、そして未来~

30代のおっさんが労災になりました。 ~仕事、お金、そして未来~

30代で仕事中にケガをして労災に。親指の機能が失われ、将来への不安に苛まれました…
しかし、今は障害を受け入れ、前向きに生きています。

この記事では、労災になった私が経験したことを包み隠さずお伝えします。

労災の手続きや心境の変化、そして得た教訓など、同じような状況の方の参考になれば幸いです。

特に、ケガをした際の対応や、労災申請の手続きについて、過去に書いたまとめ記事を使いながら、私の失敗談も交えて解説していきます。

こたろー
こたろー

労災で悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

 

30代のおっさんが業務中にケガをした経緯

ここでは私が業務中にケガをした簡単な経緯を書きます。

業務中にケガをした簡単な経緯

現場仕事で解体作業をしていました。
とある重たい機材を指で掴んで強く引っ張り上げたときに親指の根本に違和感がありました(急ぎの仕事だったので力がいつも以上に入ったのかもしれません…)

作業をした当日は「指に違和感があるなぁ」くらいだったのですが、翌朝Yシャツのボタンを留めようと思ったら鋭い神経痛が走ってそこからモノが掴めなくなりました。

作業した日から2週間経ってもよくならなかったので、病院でレントゲンをとってもらいました。

母子CM関節症のレントゲン写真

すると「母子CM関節症」という親指の亜脱臼でした…親指の骨の位置がズレてしまってズキズキした痛みとピリッとした神経痛が残ります(根本的な治療は手術しかないそうです)

私の場合、親指の根元の骨が半分くらいズレていたので痛いはずでした。

指が動かなくて労災申請

料理でフライパンを持つときも、パーカーのチャックを締めるときも、キーボードを打つときも、とにかく親指には負荷がかかります。

指が動かないし、モノを掴むと痛みがずっと出ていたので上司に言って労災申請しました。
手続きから半年くらい経って無事に労災認定されました。

会社に説明したり、書類を集めたりと結構な時間がかかりました。そこで実際に私が労災申請をした手続方法を以下のリンクにまとめています。検討されている方は参照ください↓

こたろー
こたろー

日常生活を送るのにとても苦労する羽目になりました。

 

労災発生直後の心境

労災でケガをしてからパニックになりました。

指が動かないのが受け入れられない

ケガをしてから2週間経っても1ヶ月経っても関節が痛いままでした。指も思うように動きません。

病院に行きましたが、そのときに主治医からは「一度関節が外れてしまったらもとに戻ることはない」と言われました。また、「痛みがなくなったとしても再発率が高い」とのことで今までの生活は送れないとかなり後ろ向きになりました。

ケガや病気で障害を負ったときに現実を受け入れるために段階があるそうです↓

  • ショック期:障害を負った直後で、自分自身に何が起こったのか理解できない状態
  • 否認期:障害を認めようとせず、気持ち的なショックを和らげようとする時期
  • 混乱期:怒りや悲しみ、抑うつなどの感情が現れる時期
  • 解決への努力期:病気や障害に負けずに生きようと努力する時期
  • 受容期:障害をポジティブに前向きに捉えられるようになる時期

特に①~③の混乱状態の期間が長かったです。
キャッチボールもスノーボードもできなくなったので…

しばらくクヨクヨして卑屈になっていました。

ところがケガをして半年くらいでこれは治らないなぁと自覚して今後前向きになるにはどうしたらいいかを考えるようになりました。意外と時間が解決してくれるもんだなぁと思いました。

今では⑤の受容期になって落ち着いたので良しとします。

会社に正直に言えない。どうしよう

ケガをしてからすぐに会社に報告できず、一人で抱えていました。

「上司に報告したら面倒なことになるだろう」と思い込んでしまったからです。

しかしケガが治らず、これはマズい!と思って2ヶ月遅れで上司に報告しました。
当然、上司にはひどく注意されましたし、社長まで直ぐに連絡が行き大事になりました。

一般的に労災申請は1~2ヶ月程度で通りますが、私の場合は報告が遅れたので半年近くかかりました。事後に労災申請はできるので起こったことは上司にすべて報告するのが大事です。

労災申請を後から申請した方法は以下のリンクにまとめているので参照ください↓

こたろー
こたろー

業務中や通勤中のケガであれば、腰痛や腱鞘炎、捻挫でも労災になります。
必ず上司、労務担当者に相談するようにしてください!

 

仕事、経済的な影響

手をケガしたので仕事にも影響が出ました。

仕事への影響

これまでは現場作業をしていましたが、労災が発覚してから現場仕事に出られなくなりました。出張にいけなくなって社内には迷惑をかけました。

今では社内でPCを使う業務をメインで行っています。

しかし、キーボードを打ったりマウスをクリックするときに意外と親指を使うので、いつもより時間がかかって大変です。親指以外の4本で入力したり、時には音声入力を使って文章を書いています。

こたろー
こたろー

ブログが書けなかった期間が長かったので収益も落ちました…
ゆっくりですが、役に立つ記事を少しずつ書けるように努めたいです。

経済的な影響

結論、会社員で給与も固定なので経済的な影響はなく過ごせています(日本はいい国です)

私の場合、1年近く治療しても手の痛みが治らなくて動かせる範囲も狭くなってしまったため、労働基準監督署から障害認定されて一時金が支払われました。

現在はこの一時金を使って治療を続けています。一時金のお陰で不安は特にありません。

障害等級を受けて一時金を受け取ってから経済的な安心感はかなり強くなった気がします。なので、症状が回復しなくて不安な方は、障害給付金の申請をぜひ考えてみてください。

被害に遭った労働者の当然の権利ですので。

障害認定で一時金をGETする方法は以下のリンクにまとめているので検討されている方はご参照ください↓

<<リンク>>

 

今後について

今回は「30代のおっさんが労災になりました。 ~仕事、お金、そして未来~」ついて説明しました。

労災になってから手が思ったように動かなくて、将来に対して希望を持てなくなった時期がありましたが、今では自分の障害を受け入れて前向きに生きています。

労災になって一人で抱え込んでしまいましたが、とにかくケガをしたら早めに上司に相談してください。手続きが圧倒的に面倒になります。

報告が遅れても労災申請できますし、障害認定申請もできます。失敗を色々してきたので、過去に掲載した記事についても参考にしていただければとおもいます。

労災は誰にでも起こりうる出来事ですが、決して諦めないでほしいです。そして、同じような状況の人たちが少しでも楽になるように、私の経験が役立てば幸いです

こたろー
こたろー

障害は負いましたがブログ更新していきます。
以上、こたろーでした。


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