2025年、私は光回線サービスを「マネーフォワード光」へ乗り換えました。
きっかけは、ちょうど前使っていた回線の契約更新月(違約金なしで解約できるタイミング)を迎えたことと、家計簿アプリ『Money Forward Me(マネーフォワード ミー)』の有料版を無料で使える特典に惹かれたからです。
「マネーフォワード光って実際どう?」「乗り換えるとお得なの?」「通信速度や料金の違いは?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に乗り換えた私がリアルな利用体験をもとに、料金比較・通信速度・切り替えの流れ・注意点までを詳しく解説します。
- なぜ楽天ひかりからマネーフォワード光に乗り換えたのか?
- 料金・違約金・サービス内容について(Money Foward Meを無料で利用)
- 通信速度の実測データ比較(楽天ひかり vs マネーフォワード光)
- IPv6への切り替え時にネットが止まるリスクと対策
- 実際に使って感じたメリット・デメリット(正直レビュー)

※この記事は2025年7月時点の内容に基づいています。回線キャンペーンや特典は時期により異なる場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
なぜマネーフォワード光に乗り換えたのか?
今回、マネーフォワード光へ乗り換えた最大の理由は2つあります。
- 以前利用の回線(楽天ひかり)の無料解約期間(契約更新月)に入った
- 家計簿アプリ「Money Forward Me(マネーフォワードミー)」を無料で使いたかった
楽天ひかりの契約期間がちょうど満了を迎え、違約金なしで解約できるタイミングで絶好の機会でした。もし契約期間外だったら違約金が10,450円もかかるところだった…
Money Forward Meは家計簿アプリとして使っていたのですが、有料プランは月500円程度かかります。
ところがマネーフォワード光を契約すると、Money Foward Meの有料プラン(スタンダードコース)を無料で使えるという特典がついてきます。これが決め手でした!

固定費を抑えたい人にはおすすめです!
マネーフォワード光のメリット
実際に使ってみて感じたメリットは以下のとおりです。

先ほど書いたとおり、マネーフォワード光を契約すると、Money Foward Meのスタンダードコース(月500円前後)が無料で付いてきます。
※2025年8月から値上げが発表されて年間600~1,000円負担が増えます。
何にどれくらい使ったかを可視化することが資産を貯める上で一番大事なので重宝しています。
8年以上使っていますが資産連携数が何個でもできて、クレカや証券口座の管理もスムーズですよ!
※補足:資産形成アドバンスコース(月1000円以上)は対象外です。
別記事で紹介していますが、私は不要だと感じました。気になる方は過去の記事を参照ください↓

資産形成アドバンスコースはいらん!
楽天ひかりではマンションタイプで月額4,180円(税込)でしたが、マネーフォワード光では3,850円(税込)。
月々330円の差ですが、年間にすると3,960円の節約になります。

ネット費用の約1ヶ月分が節約できる!
タイプ | マネーフォワード光 | 楽天ひかり | 月間差額 |
---|---|---|---|
マンションプラン(集合住宅) | 税込3,850円 | 税込4,180円 | +330円 お得 |
ファミリープラン(戸建) | 税込4,950円 | 税込5,280円 | +330円 お得 |
また、マネーフォワード光は業界でみても月額料金がかなり安いことで有名です。
固定費をとにかく抑えたい方におすすめします。

マネーフォワード光は最安値の部類ですね!
マネーフォワード光は2年契約ですが、途中解約でも「1ヶ月分の料金相当(3,850円)」のみの負担です(マンションプランの場合)
一方で楽天ひかりは更新月以外の解約で1万円前後の違約金がかかる場合もあるので柔軟性の面で優れています。
私が申し込んだ時点では初月の利用料が無料でした。キャンペーン内容は変動するため、申し込み時に要確認です。
マネーフォワード光のデメリット

もちろん、良いところばかりではありません。以下の点はデメリットと感じました。
実際に平日12:00(有線LAN接続)で速度測定をした結果がこちら:
- 楽天ひかり(切り替え前):下り255Mbps/上り220Mbps
- マネーフォワード光(切り替え後):下り33Mbps/上り63Mbps

「マネーフォワード光、遅すぎでは?」
と思われるかもしれませんが、通常のウェブ閲覧や動画視聴にはそこまで支障ありません。
在宅勤務ではストレスなく接続できます。
ただ、YouTubeを再生するときに一瞬ロードが入ることはあるのがネックです。
メリットでも触れましたが、2年契約中に解約した場合は1ヶ月分の利用料(3,850円)が解約金としてかかります。
これは契約内容としてしっかり把握しておきましょう。
マネーフォワード光はIPv6に対応したルーターが必要です。
IPv6に対応していないルーター(IPv4)を使用すると、スマホ、パソコン等でWi-Fiでネット接続ができません。
使っているルーターがIPv6非対応なら、新しいIPv6対応ルーターへの買い替えを検討ください。

IPv6対応か不安な方はルーターの型番を調べましょう。
契約前の電話でも型番を言えば確認してもらえますよ!
- IPv4:従来の通信方式。世界中で使われているがアドレスが枯渇しつつある
- IPv6:新しい通信方式。IPアドレスに余裕があり、混雑が少ないのが特徴
IPv6は理論上速くなるとされますが、プロバイダや地域によってはむしろ遅くなることもあるため、注意が必要です。
IPv6切り替えで一時ネットが使えなくなる?

私は元々IPv6対応のルーターを使っていて、契約前にこのようなことを言われました。

「切替時にインターネットが一時的に停止する場合があります。」
「なるべく家にいないタイミングでお願いします。」
さすがに1日あれば切り替わっているだろうと思っていましたが…
トータル2日かかりました(正直予想以上に長引いた)
切替日は何とかネットを使わずに過ごしましたが、次の日の朝でもネットに繋げず⋯
ちょうど在宅ワーク予定だったため、急遽会社に出勤する羽目になりました。
場合によっては2、3日以上かかるときもあるとのことです。

ネットが使えないとストレスが半端じゃないです!
あらかじめ娯楽用の動画をダウンロードしておくのもおすすめ。
回線切り替えの流れ
私が乗り換えを行った際の流れは以下の通りでした。
- ネットで仮申し込み(マネーフォワード光の公式サイトから)
- 切り替え前の会社で「事業者変更承諾番号」を取得
- マネーフォワード光から1週間以内に電話連絡あり
→ 契約内容の説明を受け、口頭で承諾 - さらに数日後、正式契約の電話
→ 切り替え日を指定(最短2週間程度) - 光回線をすでに利用している場合は工事不要
ただしIPv6での接続開始までに1~3日かかる - 開通後、Money Forward Meのスタンダードコースが自動適用(1週間以内)

工事不要ならトータル1ヶ月以内に開通できます。
マネーフォワード光を実際に使ってみた感想
マネーフォワード光に切り替えてから2ヶ月ほど経ちましたが、率直な感想としては…
- 速度は少し遅くなったけど、日常利用では特に問題なし
- 家計簿アプリが無料で使えるのでむしろ全体的な満足度は高い
- 月額も安くなり、節約と管理効率化の両立ができた
通信速度を最重視する方には不向きかもしれませんが、「お金の管理をしっかりしたい」「月額コストを抑えたい」という方には非常におすすめです。
リベラルアーツ大学の両学長もおすすめしている優秀なネット回線です↓
まとめ
今回は「【知らなきゃ損】マネーフォワード光で固定費節約&家計簿アプリが無料に!注意点も解説!」をご紹介しました。
・マネーフォワード光でMoney Forward Meのスタンダードコースを無料で使える
- 通常月500円前後のプレミアム家計簿アプリが無料で使えるのは大きな魅力!
・マンションタイプで税込3,850円、違約金も1ヶ月分のみと業界最安水準
・ただし通信速度はやや劣るため、「回線速度を最重視する人」には注意が必要
・IPv6接続による一時的なネット遮断(最大2日)や、IPv6対応ルーターの用意も必要
- 切替日には在宅ワークや動画視聴に備えて、事前準備をおすすめ!
マネーフォワード光は「コスパよく家計管理したい人」「光回線の固定費を見直したい人」にとっておすすめです。
家計簿アプリを使っている方なら、月額料金+プレミアム特典の価値で見るとかなりお得です!

家計管理をしつつ固定費を見直そう!
以上、こたろーでした。