「仕事もあるけど、昇進のためにTOEIC対策しなきゃな!でもどうやろう…」
「TOEIC受けたらいつも500点台…伸び悩んでいる。私って英語向いてないのかな?」
社会人で、昇進、キャリアアップを目指したいそこのあなた、悩んでませんか?

どうも、Kotaroです!
私も、5年以上500点の壁を超えられない一般的な会社員でした。
会社では毎年TOEICを受験させられたのですが、対策を始める前は500~550点くらいだったと思います。
「今のTOEICのスコア何点なんだよ?」
下の画像を見てください。会社員になって始めて受験したときと、TOEIC対策を続けていった最終的な私のスコアです。

私は仕事をしながら、約6ヶ月の勉強で600点の壁を突破しました。
(最終的に785点まで行きました!)
「600点超えるのに半年って、時間かかりすぎじゃん・・・」
「そんな勉強続けられないよ!手っ取り早く点数上げる方法を!」
と思われる方も多いと思います。
600点突破までは6ヶ月もかかりましたが、実は仕事を続けながらだと時間が限られていたり、モチベーションが下がってサボってた時期もありました。
実質対策をした時間は100時間程度でした。
一般的に「TOEICスコアを100点上げるのに、200時間以上かかる」と言われますが、そんなことないです。
私の体験談から、平日2時間、休日に5時間勉強すれば7.5週間で150時間。余裕を見ても
TOEICは2ヶ月で600点の壁を超えられる!!
と考えています。
この記事ではTOEIC600点突破のために使用したTOEIC対策教材とその活用法を紹介します。
① これ一冊でボキャブラリーとリスニング対策
TOEIC試験に出る単語とフレーズが網羅された単語帳です。
(巷では金フレと略されることが多いです。)
著者は何度も満点を取得されている”TEX加藤さん”
学習モチベーションを維持できるメッセージが合間に載っているのでやる気が持続できますよ。
単語は全部で1000単語あって易しい順に並べられています。
確実に600点を狙うのであれば700個くらいを目安に覚えましょう!
この単語帳の一番のメリットは単語だけでなくリスニング対策もできることです。
金フレを購入すると単語と単語を使った例文の音声がダウンロードできます。
この音声は日本語読み上げ ⇒ 英文読み上げの順番で音声が流れます。
日本語:「とにかくやってみよう」
英語:「Let’s try anyway」
ここでやるべきことは日本語が読まれた瞬間に英文をつくって声に出すことです。
最初は単語や文章が出てこなくて苦労しますが、何周も聴いていると
「あぁ~あの文章だろ」と感じるようになります。
慣れるとイントロクイズみたいに日本語が流れた瞬間に英文がスラスラ言えるようになります。
ここまでできたら完璧です!
というのも金フレの例文はTOEICによく出題される形で作られています。
なので、この例文がスラスラ言えるようになると聴いたことのあるフレーズがリスニングの問題中に流れるということです!
なので必然的にリスニングで何を言っているか理解できるようになります。
金フレで単語を効率的に覚える更に詳しい方法は以下の関連記事を参照ください。

通勤中に決まった時間で2ヶ月間ずっと聞くようにルーティン化しましょう!
② これ一冊で文法基礎を固める
リーディングの点数を手っ取り早く上げるには文法の復習がおすすめです。
そんなときは一億人の英文法がおすすめです。
ネイティブスピーカーのように文法を感覚的に理解するというコンセプトに作られた名著です。
著者は言語学者の”大西泰斗 先生”
ユーモアに溢れた先生で例文も面白い文が多いので、楽しく学習できます。
この記事を読んでいる方はTOEIC500点前後だと思うので、ある程度の文法知識はあると思います。
ですが、ネイティブの感覚で文章を理解できると語彙問題だけでなく、読解問題の正答率も上げられます。
似た文法書にForestという書籍がありますが、正直つまらないです。おすすめしません。。。
一方で一億人の英文法はネイティブの気持ちになって文法を解説しているので読んでいて飽きないのがいいところです。
なるべく1ヶ月で読み切るようにするとスケジュールに余裕が出ると思います。
③ TOEICに特化した文法問題集
一億人の英文法を一通り読破したらTOEICに特化した問題を数多く解くことが重要です。
リーディングのPart5, Part6はこの一冊があれば大丈夫です。
TOEICの文法問題と同じ形式で4択問題をひたすら解きまくります。
単語学習と一緒で試験によく出るパターンというのは決まりきっています。
なので何周もすると「あーぁ、あのパターンのやつや!」と感じるようになります。できれば3周くらいできると感覚が身につくようになると思います。
なるべく本番を意識して時間を意識することが重要です。(5~10秒以内に解けるのがベスト)
もし文法に不安なところがあったら一億人の英文法で補強していきましょう!
④ 最後は公式問題集
ここまでできたらあとは公式問題集を何周もやりこむだけ。
公式問題集はたくさんありますが、問題形式の変更が途中であったりしたので一番新しいもの一冊を購入しましょう。
活用方法は人それぞれですが、600点超えを目指すために
- 時間通りに問題を解く
- リスニングのPart2ディクテーション
- リスニングのPart3,4を暗唱
- part5, 6 文法で間違った問題を解き直す。(わからなかったら一億人の英文法)
を私はやっていました。
個人的な感想ですが、リーディングよりもリスニングの方が短期間で伸びやすいです。
また、文法は慣れれば確実に点が取れます。
読解問題は後回しでいいのでリスニングと文法を中心に鍛えましょう!
試験2週間前の最終調整としての活用をおすすめします。
⑤ おまけ リスニング強化(余力がある人向け)
最後におまけです。余裕のある人はこの一冊を取り組みましょう。
講師はテッド寺倉さんを筆頭にした関西弁を喋る愉快な3人組です。
たまにくすっとする雑談が挟まれているので学習していて楽しかったです。
本書はTOEIC問題を高速で聴けるようになれば試験本番でゆっくり聴こえるんじゃね?というコンセプトで作られています。
0.7倍、等倍、1.5倍、2倍、2.5倍の5段階に変速させて問題を解いていきます。
2.5倍は流石に早すぎて何を行っているのかわからないですが、訓練を続けると2倍でも理解できるようになります。
シャドーイングを速い速度で続けていくと、2倍速が聴けるようになってリスニング力が飛躍しました。
スパルタトレーニングですが、余力があれば是非試してみてください!
まとめ
TOEICで600点の壁を超えるためのおすすめ教材を紹介しました。
文法とリスニングの基礎力を効率的に高めて、公式問題集に2ヶ月以内に取り掛かれるといいですね。
私は忙しさから学習が進まないことがあったので、短期間で集中できればなぁと後悔しています。
600点を突破するにはやることは決まっているのでさっと取り組みましょう!

以上、Kotaroでした!