バナナって安くて美味しいフルーツですが、最近は値上がりしていて以前のように気軽に買えない…と感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなときにスーパーでひっそり売られている「調理用バナナ」を見かけたことはありませんか?
「調理用」と書かれていると、なんか面倒くさそう…
と手を伸ばさない人も多いですが、実はコスパも栄養価も抜群の“隠れた節約おやつ”なんです!
しかも、調理用バナナは売れ残って半額になることも珍しくなく、まとめ買いして冷蔵保存すれば1週間は楽しめます。
今回は「調理用バナナって何?」「生で食べられるの?」「おすすめの調理法は?」といった疑問に答えながら、実際に作れるレシピも紹介します。
- 調理用バナナとは?どこで買えるの?色ごとの特徴
- 栄養価の高さと節約メリット
- おすすめレシピ① 焼きバナナ
- おすすめレシピ② 揚げバナナ
- 生で食べてもいいの?安全性の話

節約しながら、美味しくて栄養満点な料理を楽しみましょう!
調理用バナナって何?どこで買えるの?
スーパーの青果コーナーで、たまに「調理用バナナ」 「加熱用バナナ」として売られています。
普通のデザートバナナと違って、でんぷん質が多く、そのままでは硬くて甘みも薄いのが特徴。
※必ず加熱して食べる必要があります。
値段は1袋に8~9本入って200〜300円程度。しかも人気が低いため売れ残りやすく、夕方には半額シールが貼られていることも多いんです。



- 緑色の調理用バナナ(グリーンプランテン)
デンプンが多くホクホク感が強い。ポテトのような食感で揚げ物や煮物におすすめ。
中南米では「トストーネス」=二度揚げしたスナックが有名。甘みは少なめ。
👉主食やおかず向け - 黄色の調理用バナナ(イエロープランテン)
甘みが少し出てきており、焼きバナナや蒸し料理に向いています。
おすすめ調理法:焼きバナナ、バナナチップス、軽い揚げ物
👉初心者でも扱いやすく、おやつにもおかずにも◎ - 赤い調理用バナナ(レッドバナナ)
香りが強く、加熱するとねっとり甘みが増します。デザート感覚で食べやすいタイプです。
おすすめ調理法:焼きバナナ、スイーツ向け、ジャム
👉デザートやスイーツ向き
日本でスーパーに並んでいる「調理用バナナ」は、ほとんどが グリーンプランテン、イエロープランテンです。レッドバナナは店頭で探すのは難しいですが、見つけたら試してみる価値あり!

最初はイエロープランテンから試してみてください!
調理用バナナのメリット(栄養価)
調理用バナナは見た目と調理をしなければいけない面倒さから敬遠されがちですが、実は栄養の宝庫です。

- カリウム豊富:むくみ予防や血圧ケアに効果的
- 食物繊維が多い:整腸作用があり、便秘解消に役立ちます
- ビタミンB群:疲労回復や代謝アップに◎
- デンプン質が主成分:加熱すると糖に変わり、自然な甘みが楽しめる
しかも、普通のバナナよりも安く作れるので「節約+健康+おやつ」の三拍子が揃っています!
おすすめレシピ①:焼きバナナ
一番簡単に楽しめるのが「焼きバナナ」です。ただ炒めるだけなので誰にでも作れます!
焼きバナナに必要な材料は以下の通りです↓
- 調理用バナナ(今回はイエロープランテン):3~4本
- サラダ油:大さじ2
- はちみつ:適量
焼きバナナについてはイエロープランテンかレッドバナナを使った方がいいです。
グリーンプランテン(緑色のバナナ)は水分が少なくパサパサしているのでおすすめしません!
はちみつはカルディのはちみつが食べやすくておすすめです🍯
作り方は基本的に皮を向いて半分に切って油で炒めるだけです!
- バナナの両端を切り落とし、皮に縦に切れ目を入れてむく
- 縦に半分に切り、フライパンに油を多めに入れて焼き目をつける
- 仕上げにはちみつをかけて完成!

調理用バナナは皮と身がしっかりくっついているので、普通のバナナと剥き方が違います。
バナナの切れ目に少し力を入れて剥いていきます。

断面がねっとりしていて、かぶれる方は手袋をおすすめします。


バナナを切って焼き色を付けるだけ!
調理用バナナは水分が少ないので、油は多めのほうが炒めやすいです。


水分が少なく、ほのかな酸味と甘みのある“さつまいも風”という感じです。
おやつにも軽食にもなります。
おすすめレシピ②:揚げバナナ
次におすすめなのが「揚げバナナ」。外はカリッと、中はホクホクでおやつにぴったり。
焼きバナナに必要な材料は以下の通りです↓
- 調理用バナナ:4~5本
- 片栗粉:大さじ2
- サラダ油:適量
- 砂糖またははちみつ:適量

砂糖やはちみつは「あとのせ」になります。
揚げバナナの作り方も皮を向いて揚げ焼きをするだけです。揚げ物で抵抗感がある方はいるかも知れませんが、試していただきたいです↓
- バナナの皮をむき、一口大にスライス
- 片栗粉をまぶす(袋に入れて振ると簡単)
- フライパンに油を浅く敷き、両面を揚げ焼きにする
- 砂糖やはちみつをかけて完成

揚げ焼きにするので、油に半分浸かるぐらいの厚さで切るのがおすすめです。

最後に両面に焼色がつくまで揚げ焼きします!

油の量を抑えることで最後に油を捨てる処理が楽になりますよ!
揚げバナナも焼きバナナと同じような味わいです。
調理用バナナは水分量が少ないので揚げバナナの方が美味しく食べられました。
物価高で大変な中、大容量のおやつに変わるのでおすすめします↓


冷蔵庫なら約1週間くらい保存できます。冷えても美味しいですよ!
他にもグリーンプランテンの場合は煮込み料理がおすすめです。ほくほく、ねっとりとした食感を楽しめます!
調理用バナナを生で食べてもいいの?
「せっかくバナナなんだから、そのまま食べてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
結論:生では食べられません!
理由は以下の通り:
- 硬すぎて噛めない:でんぷん質が多くゴリゴリしている。
- 甘みがない:生では青臭さが強い。
- 消化しづらい:お腹を壊す可能性も。
なので、必ず加熱して食べるようにしましょう。
まとめ:調理用バナナは節約家の強い味方!
今回は「【高コスパ】売れ残りやすい調理用バナナが狙い目!おすすめレシピ&色別の特徴を徹底解説!」を紹介しました。
・調理用バナナは生食不可。でも加熱するとホクホク甘くて美味しい
・緑・黄・赤で食感や味わいが違うので使い分けできる
緑は甘みと水分が薄いため、煮込み料理がおすすめ!
・栄養価が高く、安く手に入るので節約おやつに最適
・定番レシピは「焼きバナナ」「揚げバナナ」
・冷蔵庫で約1週間保存可能
「ちょっと手間がかかりそう…」と敬遠されがちですが、実際に調理するとおいしくてコスパ抜群!
節約しながら健康的なおやつを楽しみたい方は、ぜひスーパーで調理用バナナをチェックしてみてください。

以上、こたろーでした。
