ブロックにはAutoCAD側であらかじめ用意されている属性があります。
それらの簡単な紹介と注意点を説明します。
※AutoCAD専用属性は「AutoCAD LT、IJCAD、BricsCAD」でも使用できます。
AutoCAD専用属性
ブロック名が出力されます。
ただし、ストレッチや可視性などのアクションを入れているダイナミックブロックの場合「*U」という名前になってしまうので注意してください。
英数字で表されるブロック固有の記号のことです。
実際に書き出してみるとこんな感じ↓
個々のブロック情報を特定するのには使えそうですね!
文字通りブロックの画層名が書き出せます(0画層やDefpointsなどです)
ネストとはブロックの中にブロックを入れることです。
ネストを作っていなければ1と出力されます(そんなに使わないと思います。)
ブロックの数量を連番で表示してくれます。こんな感じ↓
ブロックの集計をしてくれるわけではないので注意してください。
ブロックを選択したときのプロパティ項目に表示される内容が書き出されます。
「EXTRUDEコマンド」で図面を押し出すとこんな感じの図形ができます。
3次元で押し出されたブロックに対して押し出した方向の数値が出てきます(あまり使わない)
AutoCAD専用属性の注意点
AutoCAD専用属性には大事な注意点があります。
それはユーザー定義属性が少なくとも1つないと書き出せないということです。
試しにAutoCAD専用属性のみでテンプレートファイルを作ってみました↓
次に属性書き出しで情報を出そうとしたら「属性フィールドが指定されていません」というエラーメッセージが出てしましました。
試しにユーザー定義属性を追加してみたらすべての情報が書き出されました。
AutoCAD専用属性を使う場合はこのような注意が必要です!
お問合せ先
最後にソフトを使用していてわからないことが出た場合は以下のページを参照してください!
以上がAutoCAD側で用意している属性の紹介でした。
用途に応じて使ってみましょう!